純粋に国際恋愛を楽しんでいる方も多い中で、自分が国際ロマンス詐欺に遭っていたとは考えたくないもの。
ですが自分に限って…という方ほど、詐欺に遭った時に対処が難しい傾向にあります。
近年ではマッチングアプリを始めとし、SNSなどおネットで出会いを探している方が多いです。
出会いを見つけやすくなった反面詐欺に遭いやすい環境でもあるので、詐欺だと気付いたらすぐに相談することをおすすめします。
今回は、国際ロマンス詐欺の相談先について紹介していきます。
【この記事で分かること】
・国際ロマンス詐欺にあったらどこに相談したらいい？
・国際ロマンス詐欺で弁護士に相談するのがおすすめな理由
・国際ロマンス詐欺を解決するための流れについて
国際ロマンス詐欺についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
『国際ロマンス詐欺とは？ 手口・対策・実際の事例などを徹底紹介』
この記事はこのような人におすすめ
- 国際ロマンス詐欺を行っている人の特徴が知りたい
- どのような手口で騙してくるの？
- 実際に騙されるとどのような被害にあってしまうのか
- 国際ロマンス詐欺の被害にあった時の対処法は？
詐欺被害に強い弁護士事務所へ相談する
国際ロマンス詐欺にあったらどこに相談したらいい？
純粋に国際恋愛を楽しんでいたはずなのに、国際ロマンス詐欺の被害に遭ってしまったらどこに相談すれば良いのでしょうか。
本記事では相談場所として、以下の相談先をおすすめします。
- 国民生活センター｜アドバイスを無料で受けることができる
- 警察｜場合によっては捜査をしてくれないこともある
- 弁護士｜返金を求める場合におすすめの相談窓口
それぞれチェックしていきましょう。
国民生活センター｜アドバイスを無料で受けることができる
詐欺関連の相談も多数受け付けており、実際に相談者に合わせて解決方法などを模索してくれる場所として存在しているのが国民生活センターです。
実際に国民生活センターに相談している方は多数存在しており、国際ロマンス詐欺への注意喚起を積極的に促している行政法人です。
国民生活センターで国際ロマンス詐欺の対処をしてもらうには、事前に相談内容をまとめておく必要があります。
詐欺被害に遭ったと伝えるだけでは具体的な対処ができないので、スムーズに問題解決をするためには相談内容をまとめておくのがおすすめです。
警察｜場合によっては捜査をしてくれないこともある
国民生活センターに相談する方もいますが、何か問題が起きた時に相談しやすい相談先として認知されているのが警察です。
国民生活センター同様費用が発生しないため、単純に被害報告として被害届を出す方も増えて来ました。
ですが警察に相談する場合、条件によっては対処が難しい場合があります。
なぜなら警察と詐欺は、元々条例などの理由で国際的な問題への解決が難しいのです。
気軽に相談できる相談先として認知されていますが、返金対応などをもとめるのであれば弁護士に相談するしかありません。
ですが被害届を出しておくことで、被害があったというログは残ります。
必ずしも調査が入るかどうかは分かりませんが、1つの相談先として検討してみるのもおすすめです。
弁護士｜返金を求める場合におすすめの相談窓口
国際ロマンス詐欺は、新型コロナウイルスが流行し出してより被害が加速した詐欺の1種です。
そのため相談件数が多くなり、国際ロマンス詐欺を専門に取り扱っている弁護士も増えて来ました。
弁護士に相談することで被害金が必ずしも取り戻せる保証はありませんが、近年では返金対応の可能性がかなり上がって、実際に支払ったお金が戻って来たというケースも少なくありません。
国際詐欺系はかなり複雑な問題でもあるので、弁護士に相談するのが一般的です。
国際法律に詳しい専門家という立ち位置でもあるので、国民生活センターや警察よりも相談しやすいのが大きな特徴。
相談だけなら無料で話を聞いてくれるところが多いので、まずは返金対応などが可能かどうかだけでもして確認してみる価値はあります。
特におすすめなのは「国際ロマンス詐欺」に精通している弁護士
特におすすめなのは、国際ロマンス詐欺に精通している弁護士に相談することです。
ですが実際に問題解決をするためには、それなりに費用がかかるためいきなり相談は難しいという方はまずは警察や国民生活センターなどを頼ってみましょう。
先ほども紹介した通り、弁護士でなければ返金対応などの処置ができません。
国際問題に強い弁護士だからこそ、さまざまな観点から問題解決にあたってくれるのです。
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国際ロマンス詐欺で弁護士に相談するのがおすすめな理由
国際問題に強いというだけでも十分な理由になりますが、他にも弁護士に相談するのがおすすめな理由があります。
- 海外在住ではなく日本に住んでいる人が犯人であることもある
- 弁護士に相談すれば返金など被害回復まで目指せる
先ほども紹介した通り、国民生活センターや警察では相談は可能ですが解決できるかどうかは分かりません。
相談したとしても、結局国際ロマンス詐欺に強い弁護士を紹介される可能性もあります。
それなら最初から弁護士に依頼した方が手間もなく、返金対応までの対処をしてくれます。
それぞれの理由をチェックしていきましょう。
海外在住ではなく日本に住んでいる人が犯人であることもある
国際ロマンス詐欺と初めて聞いたことがある方は、多くの場合詐欺師は海外に住んでいると思い込んでいる方も少なくありません。
ですが国際ロマンス詐欺の逮捕報道などを見てみると、多くの場合国内での犯行ばかりです。
外国人に扮した日本人の可能性が高いですが、本当に外国人が犯行に及んでいる時もあります。
海外からの犯行だから返金対応ができないと諦めてしまう方も一定数存在しています。
しかし、詐欺師が国内にいると分かれば話は別です。
弁護士に相談することで返金してもらえる可能性がかなり上がるので、まずは弁護士などに相談することを強くおすすめします。
弁護士に相談すれば返金など被害回復まで目指せる
詐欺師が国際ロマンス詐欺で騙し取ったお金は、別の口座に移すなどして被害回復を妨害してきます。
送金した記録から詐欺師を追跡できますが、別の口座に移してしまうと対応が難しくなります。
ですが弁護士であれば、被害回復に向けて迅速に対応してくれます。
基本的に国際ロマンス詐欺でお金を騙し取る方法として、銀行口座が詐欺に利用されます。
俗にいう振り込み詐欺と同じで、弁護士なら振り込み詐欺救済法に基づいて詐欺師側の銀行口座を凍結させることが可能です。
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国際ロマンス詐欺を解決するための流れについて
最後に、国際ロマンス詐欺を解決するための流れについて紹介していきます。
- STEP1：怪しいと思った時点で証拠を取っておく
- STEP2：被害の状況や詳細を明確にする
- STEP3：専門家と一緒に被害解決に向けて動く
それぞれチェックしていきましょう。
STEP1：怪しいと思った時点で証拠を取っておく
相手が怪しいと感じた時点で、証拠を残しておく必要があります。
証拠はさまざまですが、以下が挙げられます。
- LINEなどのメッセージ
- お金を振り込んだ履歴
- 送られてきた写真など
記録になりそうなものは、全て残しておきましょう。
近年では証拠を残さないように、ある程度の時間が経つとメッセージログが消えてしまうアプリに誘導させてやり取りさせられることもあります。
そうなっては証拠集めが難しくなるので、メッセージなどが来たら届いた時点でスクショなどをするのがおすすめです。
送金してしまった場合も、明細などは記録しておくことが大切です。
STEP2：被害の状況や詳細を明確にする
被害状況の確認は、弁護士などに相談する際にとても重要になってきます。
詐欺被害に遭ってどこまで進展してしまったのかを明確にすることで、解決までの流れが見えて来ます。
- 詐欺師とやり取りをしていただけ
- 送金までしてしまった
- 住所を教えてしまったなど
被害状況によって対処法が異なるので、自分でまずは明確にしましょう。
STEP3：専門家と一緒に被害解決に向けて動く
個人で解決は難しいので、専門家のアドバイスを元に解決する必要があります。
集めた証拠を元に弁護士などに相談することで、返金対応などの対処が可能になります。
まとめ：国際ロマンス詐欺にあったら弁護士に相談してみよう
本記事では弁護士を中心に、さまざまな相談先を紹介してきました。
国際ロマンス詐欺は、近年増加傾向にある詐欺の一種です。
国際ロマンス詐欺にあったら、専門家である弁護士に相談してみましょう。
出会いの中で詐欺には遭いたくないものですが、自分がターゲットになる可能性も考えられます。
万が一詐欺被害に遭ってしまった方は、本記事を参考にしてみてください。
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