「マッチングアプリで出会った素敵な外国人男性に「荷物を受け取ってほしい」と頼まれた……。」
「いいよって言ってしまったけど、受け取りに「50万かかります」と電話が来てしまった。どうすればいい?」
このように、SNSやマッチングアプリで出会った外国人に「荷物を受け取ってほしい」と頼まれ、お金を請求される被害が後を絶ちません。
これらは100%国際ロマンス詐欺です。
彼・彼女を信じたい気持ちはわかりますが、今すぐやり取りを中止してください。
本日は、マッチングした外国人に言われる「荷物を受け取ってほしい」の真意や、それらを頼まれたときの対処法を徹底的に解説していきます。
国際ロマンス詐欺についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
『国際ロマンス詐欺とは? 手口・対策・実際の事例などを徹底紹介』
当記事はこのような人におすすめ
- 国際ロマンス詐欺ってなに?という人
- 自分が詐欺被害に遭っているかもしれないと感じている人
- 詐欺被害に遭ってしまったらどうすればいいのか知りたい人
詐欺被害に強い弁護士事務所へ相談する
Contents
「荷物を受け取ってほしい」=国際ロマンス詐欺
国民生活センターでは、国際ロマンス詐欺について以下の用に注意喚起をしています。
インターネットで知り合った外国人と連絡を取り合ううちに送金を迫られる
「国際ロマンス詐欺」に関する相談が寄せられています。
面識のない人から荷物やお金等を送りたいと言われても、安易に受け取る約束をしないようにしましょう。
SNSやマッチングアプリで出会った外国人にで求愛され、投資を勧められお金を送金させられたり、荷物を受け取るための手数料や関税を送金させられる被害が相次いでいます。
このような、ちょっと考えればわかりやすいと言える詐欺ですが、「ネットという新しい手段で外国人の友達ができた!恋人ができた!」という高揚感から、普段詐欺に警戒している人でも、簡単に引っ掛かってしまうのです。
ネットで出会った外国人に「荷物を受け取ってほしい」と言われた場合、ほぼ100%国際ロマンス詐欺です。
騙されないようにしてください。
「荷物を受け取ってほしい」詐欺のよくある手口
国際ロマンス詐欺のよくある手口として、「荷物を受け取ってほしい」という名目でお金を騙しとる事例があります。
一体どのような手口でだまし取っているのか、代表的な2パターンを紹介します。
日本に送る荷物がある
外国人との交流サイトで知り合ったソマリアで従軍しているという女性と仲良くなり、SNSでやりとりをしていたところ、日本に送る荷物があるので代わりに受け取ってほしいといわれた。承諾し、個人情報を教えたところ、配送事業者から受取人払いで50万円かかるとの連絡があり、数日以内に国際送金で支払うようにとせかされている。
こちらはシニアガイドから引用させて頂いた、実際の詐欺被害です。
そもそも、着払いで50万円などありえませんが、海外からの荷物となると冷静な判断ができなくなってしまいます。
お金の話が出てきたら、その話が本当なのか調べてみましょう。
税関やペナルティでお金がかかる
シリアで活動しているオーストラリア人ジャーナリストと名乗る人物とマッチングアプリで知り合い、数週間通話アプリでやりとりや会話をした。配送途中にトラブルがあり、タイの税関で差し止められたと連絡があったので、手数料として約200万円を振り込んだ。荷物が大金のため、日本に配送してもらうには、さらにペナルティーとして約400万円の支払いが必要であり、数日以内に振り込むよう迫られている。
こちらもシニアガイドから引用させて頂いた、実際の詐欺被害です。
こちらの方はパスポート写真を送られ、信用したそうですが、パスポートの写真は本物かどうかわかりません。
そのためそれは信用に値しません。
また、こんな大金をSNSで出会ったあなたに払わせて来る相手は、まともでないことくらい察しはつくのではないでしょうか?
このように「荷物を受け取ってほしい」「税関でペナルティがかかる」「財産を譲る」などなど……様々な方法でお金を送金させようとしてきます。
SNSで出会った外国人にお金の送金を頼まれても、絶対に送金してはいけません。
「荷物を受け取ってほしい」と頼まれたときの対処法
国民生活センターのアドバイスによると、以下の4つを意識して行動するようにと表記されています。
- インターネットで知り合いになった面識のない海外の人と安易に荷物を受け取る約束をしない
- 手数料などを要求されても支払わない
- 周囲の人が巻き込まれていると思われる場合には消費生活センターへの相談を促す
- 不安に思ったら、送金等をする前に、すぐに最寄りの消費生活センター等に相談する
最寄りの消費者センターは、「消費者ホットライン(188)」に電話をかけることで知ることが可能です。
少しでも怪しいと思った場合、相談してみることをおすすめします。
しかし、もう被害に遭ってしまった!お金を取り戻したい!という場合は、必ず弁護士に相談してください。
被害金請求を法的に行うことが出来るのは「弁護士」だけです。
今は無料相談を行う詐欺専門の弁護士も多く存在しています。
被害金請求は時間との勝負になるので、至急、弁護士に連絡されることをおすすめ致します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「荷物を受け取る約束を立ててしまった」
「着払い料金ではないが、税関のペナルティを少し払ってしまった」
このように、少しでも「怪しいかも…?」と感じた場合、詐欺被害を得意とした弁護士に相談してみることをおすすめします。
何度も申し上げますが、詐欺被害金の請求は時間との勝負です。
時間が経てば経つほど、被害金の請求は難しくなります。
ぜひ躊躇せず、まずは無料相談をしてみることをおすすめ致します。
『横山法律事務所は怪しい?口コミや評判を徹底調査』