近年、外国人がマッチングアプリやSNSで恋愛目的を装って詐欺行為を行う「国際ロマンス詐欺」が急増しています。
国際ロマンス詐欺であると気付いた時には、自分の個人情報を詐欺師に教えてしまって、悩んでいる人も多いはずです。
そこで本記事では、国際ロマンス詐欺で個人情報を教えてしまった際のリスクや、対処法を解説しました。
国際ロマンス詐欺についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
『国際ロマンス詐欺とは? 手口・対策・実際の事例などを徹底紹介』
当記事はこのような人におすすめ
- 国際ロマンス詐欺で個人情報を教えるリスクを知りたい
- 個人情報が悪用されたのか確認する方法を知りたい
- 個人情報を教えてしまった際の対処法を知りたい
詐欺被害に強い弁護士事務所へ相談する
Contents
国際ロマンス詐欺で個人情報を教えるリスク
まずは、国際ロマンス詐欺で個人情報を教えるリスクを紹介していきます。
勝手にお金を使われる
クレジットの情報などを教えてしまうと、勝手にお金を使われる可能性があります。
現在は、クレジットカードなどを勝手に使うと携帯のIPアドレスなどから個人が特定されるので詐欺で利用されることは少ないですが、リスクはあるので注意が必要です。
脅しに使われる
住所や本名などを教えていると、脅しなどで悪用される可能性があります。
- 「お前の住所は把握しているから、お金は支払った方が良いぞ」
- 「本名が分かっているから、職場などを特定して乗り込むぞ」
上記のように、詐欺師はどのような手段を使ってでも金銭を回収してくるので、個人情報は安易に教えないことが大切になります。
なりすましなど悪用される
詐欺師は、詐欺を実行する際に誰かになりすますことが多いです。
個人情報を把握できている人になりすますこともあるので、勝手に本名や顔写真などが悪用されるケースがあります。
なりすましの被害に遭うと、自分は何も詐欺をしていないのに、詐欺の被害者から通報されるなどのリスクがあるので注意が必要です。
詐欺集団などに情報を提供される
詐欺師は集団で活動していることも多く、情報が共有される可能性があります。
自分の個人情報を教えてもいないのに把握しているようなメッセージが届いた場合は、詐欺集団で情報を共有されている可能性があるので、メッセージが届いても絶対に返信しないようにして下さい。
国際ロマンス詐欺で個人情報が悪用されたのか確認する方法
もし国際ロマンス詐欺で個人情報を教えてしまった場合、悪用されているのか確認する方法があるので紹介していきます。
警察に連絡する
自分の個人情報が悪用されて被害者が出ている場合、警察に通報や相談されている可能性があります。
警察に連絡をして個人情報を教えてしまったと報告しておけば、詐欺師が悪用した場合に連絡を受けることが可能です。
関係各所に確認する
自分が教えた個人情報の関係各所に連絡を入れて、悪用されていないか確認しましょう。
関係各所に連絡を入れることで、悪用を防ぐことができるだけでなく、今後の被害を抑えることも可能です。
国際ロマンス詐欺で個人情報を教えてしまった際の対処法
最後に、個人情報を教えてしまった際の具体的な対処法を紹介していきます。
クレジットカードなどは変える
クレジットカードなどの情報を教えてしまっている場合は、カードを変えるなどの対策を行いましょう。
住所を教えている場合は、手間ではありますが違う家に引っ越すことも検討した方が良いです。
警察に通報する
既に国際ロマンス詐欺で実害が出てしまっている場合は、警察に通報しましょう。
個人情報を教えてしまって悪用され、詐欺などの被害に遭う人は決して珍しくありません。
警察に通報することで、犯人を捜査してくれる可能性があります。無料でできるので、まずは警察に行くことをおすすめします。
実害がある場合は、警察でも対応してくれる可能性があるので、相談してみて下さい。
弁護士に相談する
警察は多くの事件を抱えていて、個人単位の詐欺事件を捜査しない可能性もあります。
弁護士であれば、事件の依頼を受けると確実に調べてくれるので、警察より解決する可能性が高いです。
現在は無料で相談できる弁護士事務所も多いので、上手く活用することをおすすめします。
まとめ
本記事では、国際ロマンス詐欺で個人情報を教えてしまった際のリスクや、対処法を解説しました。
詐欺師に個人情報を教えてしまうと、なりすましや脅迫などに悪用される可能性があるので注意が必要です。
既に詐欺の被害に遭ってしまった場合は、少しでも早く弁護士へ相談をしましょう。
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