国際ロマンス詐欺

同棲してても結婚詐欺ってあり得る?詐欺師の特徴や見分け方を解説

結婚したいと思える人に出会えて、恋人関係になり同棲をしていた。でも、それが結婚詐欺だったとしたら、これほどまでに悲しいことはないでしょう。

「同棲しているのだから、詐欺師ではない」と考える人も多いでしょうが、実際のところはどうなのでしょうか。

この記事では、結婚詐欺師が同棲するケースや詐欺師の特徴や見分け方、結婚詐欺の対処法について詳しく解説していきます。

結婚を考えて同棲するなんて、本来は幸せなことのはず。それなのに相手を「詐欺師かも?」なんて疑いたくはないものです。この記事で詐欺師を見抜けるようになって、安心して恋愛を楽しんでいきましょう。

同棲しているからといって、詐欺師ではないと安心していては危険です。

 

この記事でわかること

  • 結婚詐欺師の特徴と見分け方
  • 同棲していても結婚詐欺はあり得るかどうか
  • 結婚詐欺の対処法
局長
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Contents

結婚詐欺師のよくある特徴を解説

幸せの象徴でもある結婚。一緒に幸せになりたい相手を見つけたつもりなのに、それが結婚詐欺だった…。結婚詐欺はお金だけでなく心も傷つけられる詐欺です。

結婚詐欺に遭わないためにも、まずは結婚詐欺師の特徴について見ていきましょう。下記の5つの特徴に当てはまる相手がいた場合、その人は運命の人ではなくあなたを騙そうとする結婚詐欺師なのかもしれません。

それぞれの特徴について詳しく解説していきますので、結婚詐欺を見分けるときの参考にしてみてください。

個人事業主など仕事内容がわかりにくい職業である

結婚詐欺師は、個人事業主など仕事内容がわかりにくい職業である特徴を持っています。

高収入な方が結婚相手としては人気なので高収入を装うものの、何をしているかについては良くわからないということが多いでしょう。高収入で結婚相手として人気のある大手企業ではなく個人事業主などを自称するのは、その方が嘘がバレる可能性が低いからです。

実在する会社で働いていると言ってしまうと、検索したり待ち伏せされたりしてしまえば、本当はそこで働いていないことがバレてしまうことがあります。そうなってしまっては結婚詐欺などできません。だから、仕事内容がわかりにくい個人事業主だと名乗り、仕事内容についてもあまり詳しく話してくれません。

個人事業主など仕事内容がわかりにくい職業の利点は、休みが不定期でも不自然ではないことです。複数人を同時に騙している詐欺師だと、デートを断らなくてはいけない日も出てくるでしょう。そんなときでも「仕事で会えない」と言えば、相手に納得してもらえるでしょう。

住所など個人情報を教えてくれない

結婚詐欺師は住所などの個人情報を教えてくれないという特徴があります。それは、騙した後でうまく逃げ切るためです。

結婚を前提に付き合っている2人であれば、お互いの住所を知っていて家に入ったことがあって当然でしょう。しかし、結婚詐欺師は住所を教えてくれません。

ですが、あまりに教えないのも不自然なので「このマンションに住んでいる」と言ってマンションの入り口までは連れていってくれることもあるでしょう。しかし、その場合でも実際には住んでいないので中に入れてくれることはありません。

結婚する相手の個人情報を知っているのは当然のこと。はぐらかされて教えてもらえない場合は、そのまま結婚を決断するのは危険だと思わなければなりません。

共通の友人がいない

結婚詐欺師とは共通の友人がいないでしょう。結婚詐欺師のプロフィールは、すべてが嘘です。もし共通の友人を作ってしまうと、その友人から嘘がバレてしまう可能性ができてしまいます。

だから、結婚詐欺師は共通の友人を作りたがりません。騙す相手と二人きりで会うことを好み、第三者をいれたがらないでしょう。恋愛感情を持っている恋人は騙せても、冷静な第三者の目が入ると詐欺だと気づかれる可能性は高まります。

結婚を考える相手とは、共通の友人ができて交友関係が広がっていくのが当然です。しかし、結婚詐欺師は愛してると言ってくれはするものの二人きりでしか会ってはくれません。それはバレるリスクを恐れてのことです。

共通の友人がいないのに加え、両親に紹介というイベントも避けようとしてくるでしょう。

出会って早々に結婚の話をしてくる

結婚詐欺師が目的としているのは、お金を騙し取ることであって結婚をすることではありません。その目的を達成するために、結婚詐欺師は出会って早々に結婚の話をしてくるでしょう。

これは、なるべく早く結婚を意識させ信頼を得て、相手からお金を引っ張り出したいからです。本当に結婚を考えているのなら、じっくりと時間をかけてもいいでしょう。しかし、詐欺師からすれば結婚までに時間をかけてしまうことは詐欺の効率を悪くすることとなります。だから、詐欺師は出会ってすぐに結婚を意識させてくるのです。

ただし、結婚詐欺師でなくても早くから結婚の話をしてくる人はいるので、このことだけで結婚詐欺師かどうかを確定させることはできません。結婚詐欺師の特徴の一つだと捉え、ほかのポイントと併せて判断していきましょう。

2人で写真を撮られるのを嫌がる

結婚する二人なら、たくさんの思い出を残そうと写真を撮るのが当たり前でしょう。しかし、結婚詐欺師は2人で写真を撮られるのを嫌がるという特徴があります。

これは詐欺師が証拠を残さないための行動です。詐欺師は騙した後は姿かたちを消してしまわなければなりません。相手が騙されたと気づいたときには、何の証拠も手がかりも残されていなく、被害者はどうすることもできないというのが理想的。

顔を変えるというのは簡単なことではありませんから、顔写真を残すというのは大きな証拠となってしまいます。だから、結婚詐欺師は写真を撮られるのを嫌がるのです。

詐欺師でなくても写真嫌いの人もいますが、恋人なのにお願いしても2人の写真を1枚も撮ってくれないのはおかしいでしょう。

結婚詐欺師の見分けるための方法を解説

恋愛感情が絡むと人の判断能力は低下してしまうもの。だからこそ、結婚詐欺を見分けるための方法を知っておかなければなりません。下に記した4つのポイントを使って、結婚詐欺師を見抜いていきましょう。

それぞれの見分け方について、詳しく解説していきます。怪しいと思ったときには、必ずやってみてくださいね。

友達や家族に会わせて欲しいとお願いしてみる

結婚詐欺を見抜くためには、友達や家族に会わせて欲しいとお願いしてみましょう。詐欺師は基本的には2人きりで会うことを好み、友達や家族に会わせたがりません

すべてが嘘で塗り固められた結婚詐欺師は、本当の友達や家族に会わせることはできません。だから、結婚詐欺師は友達や家族に会わせてとお願いしても、のらりくらりと言い訳をし会わせてくれることはないでしょう。

本当に結婚を考えている2人なら、友達や家族に会わせるのは当然の流れ。それを拒否する相手には、何かやましい理由があるに違いありません。

ただし、大掛かりな詐欺グループの場合には友達・家族役を用意している場合もありますので、友達や家族に会わせてくれただけで信用するのはやめておきましょう。

お金を持っていないことをアピールしてみる

結婚詐欺師の目的はお金を騙し取ること。ということは、騙す相手にお金がなくては何の意味もありません。

だから、結婚詐欺師を見抜くためには、お金を持っていないことをアピールするのが効果的です。詐欺師にしてみれば、お金を持っていない人にかける時間はありません。

お金を持っていないことを聞いた途端、詐欺師はあなたから離れていってしまうでしょう。結婚を考える相手の経済状況は大切ですが、お金を持っていないだけで離れてしまうような脆い関係なら、その結婚は結局うまくいかなかったでしょう。

恋人が結婚詐欺師ではないことを確定するためにも、お金を持っていないことをアピールしてみましょう。ただし、アピールだけで身につけているものが高価な場合には、本当はお金があることを見抜かれて詐欺師が離れていかないこともあります。

2人で写真を撮ろうとしてみる

結婚詐欺師にとって、写真を残されるのは何よりも嫌なこと。だから、詐欺師を見分けるために2人で写真を撮ろうとしてみましょう。

そして、写真を撮ろうとしたときの相手の態度を見るのです。激怒したり、写真を削除しろと迫ってくるようならアウト。それほどまでに写真を残したくない理由は詐欺師だからに他なりません。

2人で写真を撮るのは結婚を考えるカップルならば自然なこと。お願いしても嫌がる場合は、写真を撮ろうとしてみて、その反応で判断していきましょう。もし、詐欺師でなくても写真を撮ろうとしただけでキレるような相手なら、結婚生活でも苦労するのが目に見えています。

写真を撮りたくないという相手の要望だけをただ聞き入れるのではなく、行動してみて結婚詐欺師かどうかを見分けていきましょう。

免許証を見せて欲しいとお願いする

結婚詐欺師は嘘で塗り固められたプロフィールの人物を演じています。だから、結婚詐欺師を見分けるためには、免許証などの公的な身分証明書を見せて欲しいとお願いしてみましょう。

結婚相手に免許証を見せるくらいのことは、詐欺師でなければ何でもないことのはずです。逆に詐欺師なのであれば、嘘偽りのプロフィール通りの免許証があるはずもありませんから、見せることはできません。

「免許証を見せて」というお願いは、いかにも疑っているようで言い出しにくいと考える人もいるでしょう。ですが、結婚する相手を信じられないままで、結婚することができるでしょうか。

相手が本当にあなたと結婚するつもりがあるのなら、快く免許証を見せてくれるはずです。

同棲中でも結婚詐欺ってありえる? 結婚詐欺の4つ成立条件を確認

同棲をしていても結婚詐欺は成立するのでしょうか。結婚詐欺とは広く知られた言葉ですが、実は結婚詐欺罪という罪はなく結婚詐欺は詐欺の一種です。

詐欺罪が成立する要件は、ほかの犯罪と比べると非常に難しいものとなっています。ここでは、結婚詐欺の4つの成立条件について詳しく見ていきましょう。

下記の4つを満たすものであれば、同棲をしていても結婚詐欺とみなされます。

  1. 相手に嘘を言って騙す行為:欺罔(ぎもう)
  2. 詐欺師の嘘を信じてしまう状態:錯誤
  3. 相手を信じてお金を相手に渡す行為:処分
  4. お金を詐欺師が受けとった状態:財物の移転

①相手に嘘を言って騙す行為:欺罔(ぎもう)

結婚詐欺が成立するための条件に欺罔(ぎもう)があります。欺罔とは相手に嘘を言って騙す行為のことです。

結婚詐欺で言えば、次のような部分が欺罔に当たるでしょう。

  • 結婚する気もないのに、結婚しようと言って相手をその気にさせた
  • 「親の入院費が必要」「結婚資金を貯めよう」などお金が必要な嘘を伝える

詐欺を成立させるためには欺罔があったかどうかが重要となります。「本当に結婚するつもりがあった」と詐欺師に言われてしまえば、それを嘘だと証明するのは難しいでしょう。

結婚を考えている男女が別れてしまうことも、世の中を見渡してみれば珍しいことではありません。単なる男女関係のもつれと判断されてしまうのか、結婚詐欺事件とされるのかは欺罔があったかどうかがとても重要です。

②詐欺師の嘘を信じてしまう状態:錯誤

結婚詐欺が成立するための2つ目の条件が錯誤です。

錯誤とは詐欺師の嘘に被害者が騙されてしまっていることを指します。詐欺師に嘘を嘘だと見抜いていた場合には詐欺にはなりません。結婚詐欺で言うならば錯誤とは次のような状態のこと。

  • 詐欺師の「結婚しよう」を信じ、結婚するつもりでいた
  • 嘘のお金が必要な理由を信じ、お金があれば結婚できると思い込んだ

結婚する相手だと思ったからこそ信用しお金を用意した。これが錯誤になります。

詐欺師の嘘を見抜いていたけれど、面白そうだから引っかかったフリをしたというような場合には錯誤には当たりません。詐欺師の嘘を信じてしまう状態であったことが詐欺の要件となります。

③相手を信じてお金を相手に渡す行為:処分

3つ目の結婚詐欺の条件は処分です。処分は相手を信じてお金を相手に渡す行為のこと。結婚する気もないのに結婚しようと言われ、その気にさせられただけでも心は傷つきますが、それだけでは詐欺だとは言えません。

錯誤に陥った被害者が相手を信じてお金を相手に渡す行為があって、初めて詐欺事件だとされます。つまり、お金を相手に渡していなければ結婚詐欺ではありません。

「結婚すればどうせ財布は同じになるのだから…」

結婚をするという関係性があるからこそ、お金を渡してしまう人も多いでしょう。相手を信じてお金を相手に渡す行為=処分があれば詐欺事件としての要件を満たしています。お金も心も傷つける結婚詐欺は許せない行為です。

④お金を詐欺師が受けとった状態:財物の移転

結婚詐欺とされる4つ目の条件は、財物の移転です。財物の移転とはお金を詐欺師が受けとった状態のこと。金品の利益が詐欺師の手元に渡った状態を意味し、具体的には振り込んだ預金通帳からお金を引き出すなどの好意を指します。

ここまでの4つの条件をすべて満たして、初めて結婚詐欺は成立します。どれか1つでも欠けていると、刑法上の詐欺事件には該当しませんので注意が必要です。

世間では、結婚を約束していたのに裏切られたことを結婚詐欺だと言ったりもしますが、財物の処分や移転がなければ結婚詐欺と言うことはできません。自分が結婚詐欺に遭っているかどうか判断するには、欺罔・錯誤・処分・移転の4つの条件をすべて満たしているかをチェックしてみてください。

結婚詐欺かもしれないと思ったら?対処方法を解説

好きになった人のことを結婚詐欺かもしれないなんて思いたくはありませんが、そのような疑問が湧いたらそのまま過ごしていてはいけません。

ここでは、結婚詐欺かもしれないと思ったときの対処法についてご紹介していきます。結婚詐欺の対処法としては証拠を残すこと、相談することが大切です。次の4つの対処方法をなるべく早く試してみてください。

それぞれの対処方法について詳しく解説していきます。

LINEやメールなど相手とのやり取り画面を保存しておく

結婚詐欺だと認められるためには、証拠を残しておくことが大切です。結婚詐欺は泣き寝入りしてしまう人が多い事件なのですが、証拠さえきっちり残っていれば行動をすることができます。

重要なのは「結婚の約束をしていたこと」「正当な理由なく結婚の約束を破棄されたこと」「騙されたこと」を証明すること。

そのためにもLINEやメールなど相手とのやり取り画面は保存しておきましょう。特に残しておきたいのは、次のようなやり取りです。

  • 「結婚しよう」という言葉や結婚を匂わす発言
  • LINEで連絡しても返信がないことがわかる画面
  • お金を要求する発言

LINEやメールのやり取りも立派な証拠となります。詐欺師とのやり取りが消えてしまう前にしっかりと保存しておくようにしましょう。

お金を貸す場合は借用書を書いてもらう

結婚詐欺として認められるには、確実に詐欺師にお金を渡したという証拠が必要となります。

だから、お金を貸す場合は借用書を書いてもらうようにしましょう。貸さずにあげるという場合でも、お金を渡した証拠は残しておかなければなりません。次のようなものは処分せずに残しておくようにしてください。

  • 振込証
  • 借用書
  • 念書
  • 出金したことがわかる銀行の通帳
  • お金を渡したことを書き留めたメモ
  • LINEやメールでお金の受け渡しがあったことがわかるやり取り

結婚詐欺師も証拠をあまり残したくないので、振り込みより現金手渡しで念書も書かずにお金を受け取ることを希望するでしょう。ですが、いくら結婚相手であっても、お金のことはきっちりしなければなりません。

証拠を残してもらえないのならば、お金は渡さない覚悟を持つようにしてください。

既に被害が出ていれば警察署に相談する

結婚詐欺を怪しんだ時点で既に被害が出ていれば、警察署に相談するようにしましょう。結婚詐欺は詐欺罪に当たり立派な犯罪です。

詐欺罪はとても重い罪で刑罰は10年以下の懲役となっています。相手を許せない気持ちがあるのならば、証拠を揃えて警察に相談し刑事事件として捜査をしてもらいましょう。

ただし、警察署に相談し詐欺師が逮捕されたとしても、慰謝料や被害額の返金は難しいでしょう。また、詐欺事件の立証はとても難しく、単に男女関係のもつれとされ取り合ってもらえないことも。

慰謝料や返金を求める場合は、刑事事件としてではなく民事事件として動かなければなりません。相手を逮捕したいという場合には警察署への相談がおすすめですが、慰謝料や返金を求める場合には弁護士への相談がおすすめです。

結婚詐欺を専門とする弁護士に相談する

結婚詐欺かもしれないと思ったら、その道のプロに頼りましょう。結婚詐欺を専門とする弁護士に相談するのがおすすめです。

弁護士に相談すれば、相手の素性を突き止め、内容証明で請求書を送り、示談交渉をして、慰謝料や返金を受け取るという個人では難しいことを行ってくれます。

結婚詐欺の被害に遭った人が一番に求めることは、やはり被害に遭ったお金が戻ってくることでしょう。

警察への相談では難しかった被害額の返金も弁護士ならスムーズに行えます。結婚詐欺を専門とする弁護士ならば、たくさんのケースを見てきているので、今のあなたがどう動くべきかについても適切なアドバイスがもらえるでしょう。

結婚詐欺を疑ったのなら弁護士に相談してみてください。相談内容や証拠についてはあらかじめ整理しておくと相談がスムーズです。

同棲中の結婚詐欺に関するよくある質問

「同棲していれば結婚詐欺ではない」と安心することはできません。結婚詐欺の中には同棲しているケースもあるのです。

どうして結婚詐欺師は同棲することがあるのでしょうか。ここでは同棲中の結婚詐欺によくある質問について答えていきます。結婚詐欺師も同棲をすることがあると知り、結婚詐欺師を見分けられるようになっていきましょう。

同棲しているか否かで慰謝料の金額が変わる?

結婚詐欺の慰謝料相場は、30万円~200万円程度と幅があります。慰藉料が高額となるのは次のようなケースです。

  • 交際期間が長い
  • 詐欺が悪質である
  • 被害者の年齢が高い
  • 被害者が妊娠した
  • 結婚の準備が進んでいた
  • 結婚詐欺によって精神的苦痛を受けた
  • 結婚のために退職していた

同棲しているということは結婚への準備が進んでおり、また交際期間も長いことが多いでしょう。結婚する気もないのに一緒に暮らしているので、悪質とされることもあります。

そのため、同棲している結婚詐欺は慰謝料が高くなるケースが多いでしょう。同棲していた相手に裏切られ精神的苦痛を受け、うつ病になってしまったという場合には、その事実を示せば慰謝料は高くなります。

どれだけ慰藉料をもらっても心の傷は癒えるものではありませんが、取れるものは取るようにしていきましょう。

結婚詐欺師が同棲をしたがるのはなぜ?

一緒にいる時間が増えれば疑わることも増えそうなのに、結婚詐欺師が同棲をしたがるのはなぜなのでしょうか。それは詐欺師にとって同棲はメリットだらけだからです。同棲のメリットは次の通り。

  • 信頼関係が築ける
  • 安定した衣食住が得られる
  • 何かが起きたときもごまかしやすい

一緒に住むことで共に過ごす時間が増え、情が湧き信頼関係を築くことができます。信頼関係はお金を騙すためにも重要な要素。同棲をするだけでそれが得られるのだから結婚詐欺師は一緒に住みたがるのでしょう。

さらに、同棲をすることで安定した衣食住を得ることもできます。もし騙す相手の家に転がり込んだのなら、家賃や光熱費や食費を払わずに過ごすことも行動次第では可能です。お金の欲しい詐欺師にとって、これは好都合でしょう。

そして、同棲をしていることで何かが起きたときも、恋愛関係のもつれとして処理しやすいという点もあります。姿を消したいときにも同棲中の恋人とケンカして出ていった風を装いやすいのです。

まとめ:結婚詐欺の不安を解消してからの同棲を

「結婚詐欺かもしれない…」と不安な気持ちを抱えたまま、同棲をしても幸せになることはできません。

同棲を決める前には結婚詐欺の不安を解消するようにしていきましょう。こんなにも多くの人がいる世界で、結婚したいと思える相手に出会えたことはハッピーなこと。

その幸せを長く続くものにするためにも、相手が結婚詐欺師でないかの確認は怠らないでくださいね。

局長
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